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第2回 新作マーダーミステリー大賞 募集要項

(最終更新:2023/5/25)​

※本コンテストの募集は終了しました。

​※一次選考通過作品を発表いたしました。

2020年9月に第1回新作マーダーミステリー大賞(※)の結果発表を行ってから2年が経ち、マーダーミステリーを巡る環境は大きく変わりました。制作者がシナリオを発表できるチャネルが整備され、意欲的なアイデアを備えた作品が多く登場しました。その一方で、マーダーミステリーというジャンルに私たちが初めて触れた時に感じた面白さをもう一度感じさせてくれる作品は減っているようにも感じます。そこで、改めてマーダーミステリーに特有の面白さと向き合う契機として、第2回新作マーダーミステリー大賞を開催いたします。

※第1回新作マーダーミステリー大賞パッケージ部門で大賞を受賞した『羅生門☆プリンシプル』は、運営団体および作者アーキテクト氏による調整を経て『奇想、アムネジア』と改題されました。グループSNE/cosaicよりパッケージ版が販売されているほか、運営団体により公演が行われており、好評を博しております。

募集対象

広義のマーダーミステリー作品。

  • ​受賞作品は運営団体と作者による編集・調整などを経たうえで、パッケージ作品または公演作品として製品化します。

  • 受賞作品は運営団体またはライセンス契約締結団体の店舗にて公演する場合がございます。

  • パッケージ化または公演化に際し、一定のロイヤリティをお支払いします。

  • 応募者がすでに商業作品を発表しているか否かは問いません。

  • 応募作品は有料での公演・頒布(販売)を行っていない作品に限ります。

  • 応募作品は日本語で書かれた作品に限ります。

審査基準

  • キャラクターに固有の個人目標があり、犯人を見つける(または他のプレイヤーの追求から逃げ切る)という全体目標と個人目標との間でジレンマを感じられるか。

  • ​誰を信じ、誰と情報を共有するかという点で葛藤を感じられるか。

  • 物証や証言から容疑者を数人に絞り込めるか。

  • 推理導線・動機・各キャラクターの行動などに納得感があるか。

応募状態

  • 設定書やカードなどは仮のコンポーネント(いわゆるモックアップ)で構いません。

  • マニュアルを確認すればプレイ可能な状態でご送付ください。

  • 送付には日本郵便のレターパックをご使用ください。

  • 以下のエントリーフォームにご入力いただいたうえでご送付ください。https://forms.gle/qRmcboqi3PiA5WjdA

部門

部門は「GM必要部門」と「GM不要部門」の2部門です。部門によって最低プレイヤー人数の条件が異なる点にご注意ください。

【GM必要部門】

  • GM(ゲームマスター)が必要な、プレイヤー人数7人以上の作品が対象です。

  • GMが遂行すべき行動を記載した「GMガイド」を同封してください。

【GM不要部門】

  • GM(ゲームマスター)が不要な、プレイヤー人数4人以上の作品が対象です。

注意事項

  • 該当作品なしとさせていただく場合もございます。

  • 他のコンテストとの二重応募が確認できた場合は、選考対象外とさせていただきます。

  • 応募いただいた作品(コンポーネント含む)は返却できません。

  • 製品化に際し、応募作品の編集、調整をお願いすることがございます。

  • 選考理由についてのお問い合せには回答を控えさせていただきます。

  • 著作権は作者に帰属しますが、製品化の権利および上演権について、運営団体と契約することを条件とさせていただきます。

締切

2023年1月31日(当日消印有効)

発表

2023年7月

​※当初2023年5月発表予定としておりましたが、審査の遅れにより2023年7月発表予定に延期いたしました。

送り先

〒650-0001

兵庫県神戸市中央区加納町2-9-20

株式会社グループSNE「新作マーダーミステリー大賞」係

お問い合わせ先

​当ウェブサイトのお問い合わせフォームよりお問い合わせください。

権利について

  • 受賞作の著作権、著作人格権について運営団体で管理するものではございません。

  • 上演権、製品化に係る権利(電子化を含む)は、受賞者との契約の元、新作マーダーミステリー大賞運営団体に独占的に許諾いただくものとします(契約期間は2年とし、以降は更新の可否を受賞者と協議の元、決めていきます)。

運営/選考

グループSNE/cosaic

ディアシュピール

ミステリアス・トレジャー

ラビットホール

​​(五十音順)

各団体からの一言

日本で現在広まっているマーダーミステリーは、欧米のディナーパーティの余興だったものが中国で進化し、よりゲーム的に手軽に遊べるようになったものです。それなら、日本ならではの、人と人とが実際に対面して遊ぶ面白さのある“ミステリーらしいミステリ ー”をお待ちしております。

(グループSNE)

弊社はパッケージ版のマーダーミステリーをたくさん出版していますので、パッケージ版に向いた、「準備や説明が簡単で短時間で終わってあまりスペースを必要としないコンパクトな作品」を期待しています!

(cosaic)

「マーダーミステリー」と呼称されるものがこの3年で溢れてきましたが、マーダーミステリーである意味の薄い「物語体験」を前面に出した作品が多いと感じています。ぜひ、原点に立ち返って「いい話だった」ではなく、ゲーム性や盛り上がり、推理導線など全てを内包した「まごうことなきマーダーミステリー」を期待しています。

(ディアシュピール)

個人・企業によって制作されたマーダーミステリーがゲームマーケットやBOOTHなどでぼちぼち販売されるようになってから現在までのおよそ3年で、社会環境もマーダーミステリーを取り巻く状況も一変しました。「マーダーミステリーゲームの面白さとは」という点に改めて向き合った応募作と出会えることを楽しみにしております。

(ミステリアス・トレジャー)

新しい「物語」との出会いに期待しています。もちろんその物語の中にはマーダーミステリーとしての大事な要素である推理の動線や、交渉、葛藤などを体験としてしっかりと組み込んで欲しいです。そして犯人が逃げれる道も是非考えておいてください。n対1の頭脳戦となる「物語体験」の最前線に送り出せる作品をお待ちしています。

​(ラビットホール)

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